江戸時代終り頃から
知られた
北海道最大級の環状列石
付近の忍路土場遺跡からは
水場遺構を含む生活の場が確認された
小樽市忍路環状列石は、小樽市の中心から西に約15㎞ほどの所にある三笠山の麓、標高約20mの緩い斜面にあります。長径33m、短径22mの楕円形に大小の石が配置されています。明治時代中頃から広く知られるようになり、何度か人の手が加わって、造られた当時とは異なったところもありますが、縄文人の世界観を今に伝える遺跡として、1961年に国の指定史跡になりました。本遺跡のすぐ北側に隣接する忍路土場遺跡は、1985~1987年にかけて発掘され、大量の土器・石器や建物の建材、木製品、漆製品、木の実や動物の骨などが見つかり、この地域の縄文人の豊かさを証明しました。
遺跡情報
所在地 | 〒048-2561 北海道小樽市忍路2丁目 |
ガイド案内 | 無し |
見学可能時間 | 自由(史跡内への立入は禁止されています) ※冬期間は見学困難 |
駐車場 | 無し |
お問合せ先 | 小樽市教育委員会教育部生涯学習課 0134-32-4111(内線7531) |
遺跡へのアクセス
蘭島駅(JR函館本線)から
徒歩約20分
小樽塩谷IC(後志自動車道)から
車で約10分
小樽駅(JR函館本線)から
北海道中央バス【20/21 積丹線】もしくは【18 余市線】「忍路」下車(約20分)→徒歩で約7分
小樽市総合博物館運河館から
車で約23分