開拓時代から知られた
縄文時代後期の配石遺構
朱漆塗りの弓や
ヒスイの飾玉が副葬される
深川市音江環状列石は、石狩川に面した稲見山と呼ばれる丘陵突端部の標高115m前後のところに、直径2~5mの大きさで、円形に大小の石を並べた遺構です。
1952~1955年に東京大学考古学研究室によって13基の配石遺構が確認されました。その中の9基を発掘したところ、各々の配石の下には掘り込まれた穴があり、ベンガラがまかれ、底から朱漆塗りの弓やヒスイの飾玉、石鏃などが出土しました。これらの墓は、付近から採集された土器や伴出した石鏃、ヒスイの玉などから縄文時代後期のものと考えられています。1956年に国指定史跡に指定されました。
遺跡情報
所在地 | 〒074-1275 北海道深川市音江町字向陽171-1 |
ガイド案内 | 日本語 要相談(事前にご相談ください) |
見学可能時間 | 自由 |
駐車場 | 有り |
お問合せ先 | 深川市教育委員会生涯学習スポーツ課 0164-26-2343 |
遺跡へのアクセス
深川IC(道央自動車道)から
車で約10分
深川西IC(深川留萌自動車道)から
車で約10分